
正社員を目指して就活を始めたいんだけど
何から始めればいいのか分からない…
一体誰に聞けば…
そんな悩みに答えます。
- フリーターの就活のやり方
(準備~内定・入社まで)



正社員目指して就活するぞ!
頭では「そろそろフリーターは卒業だ!」「就活がんばるぞ!」と思っていても始め方が分からない…
やりたいけどやり方が分からない状況は歯痒いですよね。
本記事はそんなあなたにぜひ読んでいただきたい内容になっています。
2回の転職経験がある私が就活について何も分からない状態から正社員として内定・入社するまでの手順をひとつずつ詳しく解説していくので、順に読み進めていくだけでゴール(内定・入社)までの辿り着く様になっています。
最後まで読み進めれば今日のうちに、あなたが知りたい就活の始め方・進め方が明確になるので
正社員を目指しているフリーターは必見です
あなたが20代であればまだまだ伸び代を高く評価してもらえる年齢です。
きちんと準備をした就活に取り組めば確実に正社員として活躍できるようになりますよ。
それではさっそく正社員への道をみていきましょう。
フリーターの就活のやり方・始め方(手順)


それではさっそくですがフリーターの就活のやり方・始め方(手順)を紹介します。
下記の手順で進めていけばOKです。
準備不足が大きな痛手になることも…
転職エージェントの利用は必須です
意外とできていない人がいます
求人への申し込み準備の最難関
転職エージェントを利用して探します
存分に力を発揮しましょう
ゴールは内定ではなく入社です
それぞれのステップごとに詳しくみていきましょう。
必要な物/あると便利な物/の準備


まずは就活に必要な物を揃えましょう。



必要なのってスーツとかネクタイ?
そうですね。スーツとネクタイを含め、就活に必要な物/あると便利/な物を下記にまとめます。
準備が済んでいるか確認しながらみていきましょう。
- スーツ
就活・転職活動の基本です。極稀に面接が私服でOKな企業もあるものの、大半は暗黙の了解でスーツですので必ず準備しましょう。
- シャツ
白のシャツを用意しましょう。おしゃれなカラーや柄物はNGです。
- ネクタイ
ネクタイの着用はビジネスマナーのひとつです。自分に合った色で準備しましょう。
- ベルト
黒色でシンプルなベルトを準備すればOK。
- 腕時計
スマホでも時間は確認できますが実際に会社で面接を実施した際、不用意にスマホの取り出しはできません。時間管理の為にも腕時計を準備しておきましょう。シンプルなシルバーメタルのビジネス用を推奨します。
- 靴下
色は黒。短すぎるものはNGです。ズボンの裾が少しズレ上がっても肌が見えない長さにしましょう。
- 革靴
スーツ姿で運動靴やサンダルを履くのはビジネスマンとしてご法度です。革靴でビシッと決めましょう。
- 筆記用具(ノート)
面接の対策や日程など重要なことをメモして見返す為に必須です。
- 印鑑
紙面の履歴書や内定後の資料記入で必ず必要になります。就活を始める前にどこに保管してあるか明確にしておきましょう。紛失などでない場合は準備しましょう。
- スマホ
(改めて準備しなくても持っていると思いますが…)主な使用目的としては企業や転職エージェントとの連絡手段です。
中にはスマホアプリで利用する転職エージェントもあります。
- モバイルバッテリー
外出中(特に試験当日)にはいつでも緊急連絡ができる状態にしておくことを推奨します。モバイルバッテリーは万が一の時(寝る前にスマホを充電コードに挿すの忘れた…)なんて時に大活躍です。
- PC
近年ではオンライン(TeamsやZOOMなど)での面接が多数です。スマホでも対応可能ですが画面の大きいPCの方面接官の表情も良く見えるので推奨します。合わせてイヤホン(ヘッドホン)があると尚良いです。
※ちなみにオンライン面接時に円滑な進行を目的としてイヤホンの着用を必須条件としている企業もあります。
- 証明写真
紙面の履歴書であれば貼り付けるように写真の現物。Webでの履歴書であればデータが必要になります。
近年ではスマホで証明写真が撮影できるアプリがあるのでデータが必要な場合はぜっひ利用してください。(私もアプリの撮った写真を利用しましたが何も問題なかったです)
- 地図・電車乗り換え検索アプリ
面接を直接企業へ出向いて受ける際に活躍します。不安な人は入れておくのがおすすめです。
- 手帳(スケジュール管理)
手帳もしくはカレンダーのアプリでスケジュール管理をできるようにしましょう。就活が始まると複数の企業の面接を受けることになるので、間違いの予防と時間のミスがないように管理を徹底しましょう。
※約束の日程間違いや私用での遅刻は大減点(一発不採用もありえる)なので日程管理は特に注意が必要です。
上記の準備はもちろん重要ですが、散髪や髭を剃るなど身だしなみを整えることはそれ以上に重要です。
面接で重要なのは第一印象
ということはしっかりと認識して取り組みましょう。
転職エージェント・サービスに登録


必要な物の準備が整った後にやるのが転職エージェントへの登録です。



転職エージェントって何?お金かかるの?
転職エージェントとは何か?簡単に説明すると、無料であなたの手助けをしてくれるサービスです。
求人の紹介…自己分析…履歴書の添削…面接対策…などのサポートが無料で受けられます。
本気で正社員を目指すのであれば
転職エージェントへの登録は必須になります
登録に関して、効率よく就活を進める且つ内定獲得率をアップさせるために転職エージェントの2~3社の併用+転職サービス1社の利用を推奨しています。
利用する転職エージェントは何でも良いわけではありません。あなたの立場に適している(20代フリーターの就活・転職に特化した)エージェントを厳選する必要があります。



利用する転職エージェントを厳選する…?時間かかりそう…
はい。たしかに数多くある転職エージェントの中から自分に合っているものを探すのは労力と時間がかかります。
ですが、安心してください。
下記の記事で、すでにあなたへおすすめな転職エージェントをまとめています。


それぞれ特徴も解説しているので、気になったエージェントに登録を済ませてから本記事の続きを読み進めてください。転職エージェントを利用するべき理由も詳しく解説していますよ。
自己分析(興味のある業界・職種)


自己分析をして自分がやりたい/興味がある/仕事が何なのか明確にします。
例
あまり人と話さず黙々と作業することが好き→工場の作業員
接客が好き→飲食店の店員
というように自分がこれから受ける企業を具体化する重要なステップですので、転職エージェント利用時の最初の面談で相談するのがおすすめです。



正社員になれるなら職種は何でもいい!
こういった考えで就活に取り組むと入社後の早期離職に繋がるので要注意です。
自分が興味のある仕事に就くと離職率も低くなりますし”やりがい”を感じる仕事の方があなたも嬉しいですよね。



いや…自分はフリーターで業界や職種を選べる立場じゃないから…
そんな理由で自己分析をやめようとしているのであれば大きな間違いです。
実際に求人を確認(特にフリーター特化の転職エージェントの求人)を見ると分かりますがフリーターなど経験不問の正社員求人は多数あります。
正しい手順で就職(転職)活動を行えば希望する企業の内定を勝ち取ることは十分内定可能ですので自分の興味のある業界・職種を見つけましょう。
とは言うものの…
いきなり”興味のある業界・業種”が何か?と聞かれても困ると思いますので簡単ですが業界・職種を下記に記載しますので参考にしてください。
まずは業種です。
- 自動車
自動車/自動車部品//中古車など…
- 機械
機械/重機/プラント/建機機械/工作機械/ロボット/農業機械など…
- 電機・精密
家電/重電/エレベーター/医療機器/半導体など…
- 金融
銀行/証券/保険/クレジットカードなど…
- 建築・建設・不動産
住宅/マンション/リフォーム/土木/高速道路/駐車場など…
- 物流・運送
航空/鉄道/バス/タクシー/開運/倉庫など…
- エネルギー・資源・インフラ
石油/電力/ガス/化学/鉄鋼/金属/ガラス/紙/ゴムなど…
- IT
AI/Iot/インターネット/ソフトウェアなど…
- メディア・広告
テレビ/出版/新聞/印刷など…
- 食品
冷凍食品/調味料/菓子/肉/水産/乳製品/飲料など…
- 小売
百貨店/スーパー/コンビニ/家電量販店/ドラッグストア/コンビニなど…
- 卸
総合商社/専門商社など…
- サービス・飲食
人材派遣/教育/冠婚葬祭/ブライダル/レストランなど…
- 娯楽・レジャー
旅行/ホテル/映画/ゲームなど…
職種もみていきましょう。
- 営業・販売
お客さんとの商談。商品を売ります。人と話すことが好きだったりコミュニケーション能力に自信がある人におすすめです。
- 生産管理
注文された量が作れるように且つ、作りすぎて在庫が溢れないように生産数を調整します。さまざまな部署とコミュケーションをとりつつ日程を調整していくので広い視野を持って仕事に通り組める人に向いています。
- 人事
採用や新入社員教育など人材関係の業務は多岐です。新入社員教育担当は憧れますよね。
- 経理
企業のお財布の役割。給与計算や固定資産の管理や決算資料の作成など失敗が許されないものが多く几帳面で確実に仕事をこなす人に向いています。
- 企画
市場のニーズの動向を分析とアイデア出しを行います。発想力豊かな人が得意な業務内容です。
- 調達
仕入れ先から材料を購入します。値決めをする際の交渉力に自信がある人へおすすめです。
- 事務
デスクワークがメインPCへの入力作業が好きな人におすすめです。
- ドライバー・配達
運転が好きな人にはピッタリです。トラック運転手となると大型免許の取得が必要になります。
- 教育
教員免許を持っていなくても塾講師などで活躍が可能です。人に教える事が好きな人に向いています。
- 製造
主に工場での勤務になります。特にライン作業は黙々と作業に取り組むことができます。
- エンジニア
エンジニアと聞くと敷居が高く感じますがITエンジニアは初心者からでも挑戦しやすいです。
- 開発
大学/大学院時代の研究の延長線上の内容も多く理系出身推奨です。その名の通り研究をして新たな技術を開発します。
- 設計
主にCADを使って図面を作図します。幾何公差など図面知識が必要です。
- 生産技術
生産の準備・工程の改善が主な業務です。工程を作り込む職種なのでものづくりが好きな人におすすめです。
- 品質管理・品質保証
製品の品質を確保します。不良が流れないような社内管理と万が一不良が流出した場合の対応(客先への謝罪・原因究明・再発防止策検討)が主な業務です。
上記を見て興味ある業界・職種はありましたか?
どの職種も難しそうですよね。



どの職種も難しそうで自分にできるか不安…
職種の解説をあえて難しくしたので、そう感じている人がいるかもしれませんが”正社員になる”ということは”責任が重くなる”ということです。
ですが、フリーターとして働くのも正社員として働くのも責任を持って取り組むことに変わりありません。
求められることが増えるのは事実ですが、その分大きなやりがいを実感しますよ。(お給料でも)
少しでも興味のある業界・職種があったらその旨を転職エージェント(キャリアアドバイザー)との面談の時に伝えましょう。
キャリアアドバイザーは皆、就職・転職活動のプロです。



この業界ちょっと気になるな…
くらいの漠然とした気持ちでも相談すれば詳細を教えてくれますし、対象の求人を紹介してもらえる可能性もありますよ。
自力でもっと各業界の詳しい企業を調べたいのであれば、”就職四季報”がおすすめです。
売上高/従業員数/平均年収/採用大学/なども一目で分かるようにまとめられていますよ。
履歴書・職務経歴書の作成





履歴書・職務経歴書は作成必須だよね~
はい。その通りです。履歴書・職務経歴書は作成必須になります。
作成した履歴書は転職エージェント(キャリアアドバイザー)によって添削してもらうことが可能です。
面接では履歴書・職務経歴書をもとに質問をしていくことが多いので次の選考での重要なアピール材料になる場合もあります。
近年では紙面よりWebで履歴書・職務経歴書を作成することが主流で、企業の応募時も転職エージェントを経由してWebデータでやり取りされることが多くなってきています。
いずれにせよ
まずは自分で履歴書・職務経歴書作成してみる
まずは作成しなければ何も始まりません。一発で完璧な履歴書ができあがることは皆無です。何度も読み返して改善しましょう。
中には”やる気・熱意”を重視して書類選考を行わない企業もありますが基本的に”書類選考”は最初の大きな壁です。書類選考を通過できなければ面接で熱意を伝えるチャンスすら生まれません。
書類選考の通過率を高める為にも
キャリアアドバイザーに遠慮なく相談して、良い履歴書を作成することを心掛けてください。
何度でも無料で相談が可能です。転職エージェントの利点を最大限に利用しましょう。
履歴書を作成していく中で自己PRなど具体的にどんなことを書けば良いのか分からなかったり、空白の期間(バイトなどもしていない期間)の記載方法に困っている場合は下記の記事を参考にしてみてください。
● 履歴書


● 職務経歴書


● 空白期間


求人を探す・申し込む





求人って登録した転職エージェントから紹介してもらえるの?
はい。カウンセリングの内容をもとにあなたの希望にマッチした求人を紹介してもらえますので気になる求人があれば応募しましょう。
転職エージェントの中には自分で求人を検索できるタイプもあるので自分が利用しているエージェント次第ですが、可能であれば他に興味のある求人がないか確認するようにしましょう。
上記を2~3社の転職エージェントを利用して実施すれば希望する求人に出会える可能性は高いです。
またリクナビNEXTのような転職サービス(自分で求人を検索・申し込み)も利用を推奨しております。



自分の能力だとほぼ100%書類通過できないな…
なんて思った求人でも興味があるならどんどん応募してください。
応募は何社しても無料です
積極的な挑戦が人生を変えることもありますよ。
選考





選考の対策って大変だよね…
企業ごとに対策が必要な場合もあるので大変です。
選考は大きく分けて下記の3つです。
- 書類
- 筆記
- 面接
書類選考は主に履歴書の内容をもとに行われます。(企業専用のフォーマットに記入する場合もある)
筆記はSPIを。面接は基本的に利用する転職エージェントで練習が可能です。
書類/筆記試験通過後の面接は主に下記の2パターンがあります。
- Webで面接
- 対面で面接
それぞれの面接で必要な準備事項をみていきましょう。
- Webで面接
近年の主流はWeb面接です。事前準備は下記です。
- スーツなどの着用品の準備
- 面接を受ける場所の確保
- 面接当日用URLに問題なくアクセスできるかの確認
- マイクとイヤホンに異常がないかの確認
- Wi-Fi環境は問題ないか。
- 面接対策
などです。
対面でなくても身だしなみは重要です。通信環境に問題がないか、必ず事前に企業からあらかじめ送付される面接用のURLにアクセスできるかどうか確認しておきましょう。
- 対面で面接
Web面接より熱意が伝わりやすいですが企業へ足を運ばなければならないデメリットがあります。事前準備は下記です。
- スーツなどの着用品の準備
- 筆記用具など持ち物の準備
- 面接会場の場所・行き方確認
- 当日の持ち物の準備
- 面接対策
などです。
特に面接会場への行き方は事前に確認し、余裕を持った時間設定をしましょう。
準備は少し過剰になるくらいが丁度いいです。
選考で対策をすることはもちろん重要なことですが受ける企業が多くなってくると”日程管理”も難しくなってきます。
日程の勘違いやミスは大幅に印象を悪くしてしますので手帳やカレンダーのアプリを使って徹底管理してください。
内定





内定が貰えた後ってどんな動きをすればいいんだ…
内定後は下記のステップで進めてください。
- 内定を承諾する(内定承諾書)
- 各種書類の準備など内定先企業の指示に従う
- 今の職場を辞める
- 入社する
順にみてきます。
- 内定を承諾する(内定承諾書)



この会社でこれから頑張っていく!
という決断をしたのであれば内定を承諾します。多くの企業から内定承諾書への記入が求められます。
※他の志望度が高い企業が選考中の場合は内定の承諾を一旦待ってもらうことも可能です。その時は具体的にいつまでに回答をするのか伝えましょう。
- 各種書類の準備など内定先企業の指示に従う
内定後は人事から必要書類への記入依頼が来ます。他にも健康診断など企業ごとに求められることが異なるので漏れのない様にしましょう。
- 今の職場を辞める
バイト先を退職します。内定の前までに辞めれるよう調整しましょう。
- 入社する
入社日/場所/持ち物/の確認を忘れずに。
内定・入社は就活のゴールであると同時に新しい環境のスタートです。これから先、より一層努力して次の目標達成(出世など←自分で設定してください)を目指しましょう。
まとめ


いかがでしたでしょうか。
今回は「フリーターの就活のやり方・始め方(準備~内定後の入社まで)を徹底解説」
といったテーマで解説しました。
まとめです。
✓フリーター就活の手順
①必要な物/あると便利な物/の準備
②転職エージェントに登録(厳選)
③自己分析(興味のある業界・職種)
④履歴書・職務経歴書の作成
⑤求人を探す・申し込む
⑥選考
⑦内定・入社
本記事をここまで読み進めたあなたの正社員に対する熱意は十分です。就活の始め方・進め方が明確になったと思います。あとは行動するのみ。
「あの時就活頑張ってよかった。」「正社員になってよかった。」と思えるように頑張ってください。
あなたが正社員として活躍することを願っています。
それでは、このへんで。


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